新築への引越し前は、荷物の梱包や片付けなどで慌ただしく、ついおろそかになったりやることを忘れたりすることがあります。
やることで真っ先に思い浮かぶのは、電気、ガス、水道の開栓手続きですが、それら以外にも新築の引越し前にやっておくことがいくつかあります。
室内点検
新築への引越し前のやることには室内の再点検があり、引渡し時の点検では気づかなかったことも、実際に引越してみると細かな点に気づくことがあります。
例えば、建具の締り具合、そして床や階段のキシミ音などは引渡し時の緊張感や手続きなどで気づきにくく、落ち着いて静かな時でなければ分からないものです。
そのため、引越し前には簡単な掃除を兼ねて室内の再点検をしてみると、建具の締り具合や床などのキシミ音の有無を確認することができます。
それらの不具合があった場合は、調整や修理が必要なため、できれば引越しの数日前までには行っておくことを勧めます。
床ワックス
新築ですから、床にも光沢がありキズひとつないはずですが、引越し時や入居後にキズがつくこともあります。
最近は引渡し前にワックス掛けをサービスで行っている事業者もいますが、そうでない場合は引越し前の家具が何もない唯一の機会にワックスを掛けておくことを勧めます。
その際には、できれば耐久性の高いものをプロにお願いする方がいいでしょう。
近隣挨拶
引越し前にやることの重要なものとして、忘れてはならないのが近隣挨拶で、引越し時の音やトラックの駐車などで迷惑を掛けることもあるため、事前の挨拶で無用なトラブルを起こさないことが大事です。
事前に挨拶しておくことで、引越し後のつきあいもスムーズになり、気持ち良く新築生活を始めることができると思います。
まとめ
新築への引越し前のやることには、電気、ガス、水道の開栓手続きがありますが、それら以外にも注意しておくことがあります。
引越し前には、引渡し時の緊張や手続きで十分には行えなかった室内の点検を掃除などを兼ねて再度行っておき、引越し後に調整や修理などがないようにしましょう。
なお、引越し前の家具のない状態は一度きりですから、そのチャンスを生かして床のワックス掛けを、できれば耐久性能の高いものをしておくと、入居後のメンテナンスも楽になります。
そして忘れてはならないもが近隣挨拶で、引越し時には様々な迷惑をかけることも予測されるため、事前の挨拶で無用なトラブルを避けましょう。