家を建てる時に、まずすることは、自己資金と借入れ可能額を合わせた最大予算総額を知ることです。
そのためには、各銀行の住宅ローン金利や貸出し条件などの情報を集め、いくつかを選んで事前相談を行う必要があります。
合わせて、希望する地域の土地付き建物の販売価格などを参考に、土地や家の価格情報を集めておくことも重要です。
資金計画
選んだ銀行で、まずすることは、年間の返済可能額と返済期間から借入れ可能額を確認することです。
この時、返済期間は定年年齢までにすることをお勧めます。
今後は、この借り入れ可能額と自己資金を合わせたものが家を建てる時の最大予算総額となり、より具体的に情報を集めることが可能となります。
近隣の住宅販売価格を知ろう
最大予算総額が確認できた後、家を建てるために、まずすることは、欲しい地域の土地価格相場を知ると共に候補地を見つけることです。
候補地の土地価格が判れば、家にかけられる予算も判りますが、家を建てるためには別途必要な費用があります。
一般的に、カタログなどに載せている家の販売価格には、屋外給排水工事、屋外電気幹線工事、そして門扉・フェンスや植栽は含まれておらず、敷地の大きさや形状にもよりますが、150前後は必要と言われています。(建売分譲の場合は含まれています。)
さらには、土地と家の登記費用やローンを組む際の必要な費用などの諸費用があり、一般的には150万前後と言われています。(建売分譲の場合でも必要。)
従って、家を建てる時には土地や家の他に別途費用として、注文住宅なら300万前後、建売分譲住宅の場合は150万前後を最大予算総額に含めておく必要があります。