家を建てるメリット・デメリット、つまり損得勘定で家を建てる人は少ないと思います。
多くは、それぞれの人生観や生活スタイルにもとづいて判断していると思います。
しかし、生涯に一度になるかもしれない大きな買い物では、メリット・デメリットを冷静に、そして客観的に知っておくことも重要だと思います。
人によってはメリットがデメリットに、デメリットがメリットになる可能性もあるのです。
メリット
- 生活基盤が安定する
- 社会的信用の向上
- 不動産資産の獲得による満足感
家を建てるこれらのメリットで、地域に根ざし安定した生活スタイルを送れると共に、将来の生活も具体的に計画することができます。
デメリット
- 生活環境が固定化される
- 経年劣化や老朽化に対するメンテナンスが必要
- 固定資産税を支払わなければならない
家を建てるこれらのデメリットで、将来のリフォームの必要や、老後の生活スタイルの変化に対応が難しくなります。
まとめ
以上でも分かるように、メリット・デメリットには裏表の要素があります。
例えば、家を建てると資産を獲得できる反面、固定資産税を払わなければならず、賃貸と持家での住まいに要する生涯費用の対比でも賛否両論があります。
一方で、住まいの負担は持家であれば退職後も比較的軽いのに対して、賃貸では重くのしかかってくる事実もあります。
退職後、老後に備え自宅を売り、郊外から都市部の賃貸マンションに移り、交通インフラを利用しやすくして活動範囲を維持する考え方もあります。
衣食住の一翼を担う家を建てる行為は、自身や家族の生活スタイルを将来にわたってどのように計画するかで判断するべきで柔軟な判断も必要となります。