フリーターが家を買うために住宅ローンを申し込む時、金融機関のフリーターへの評価はどのようなものでしょうか。
フリーターと言えども社会人ですから、まずは社会人としての責任や義務を果たしているかが重要でしょう。
納税やクレジット払いなどの滞納・遅延
フリーターに限らず、納税を滞納していたり、クレジット支払いに遅延を起こしている場合は、ローン審査には通りません。また、消費者ローンを借りている場合も大きな障害になり、マイナス評価となります。
金融機関は、貸し出したお金を安定して返済してくれる人を評価しますので、フリーターの中でも派遣社員や契約社員の場合は、評価の対象としています。アルバイトやパートでは対象外となります。
収入合算、親子リレー返済
住宅ローンを組むのは、家を買うことが目的で、住宅ローンを組むことが目的ではありません。
単に住宅ローンを組むだけでしたら、年収が低くても可能な金融機関があります。しかし、借入額が少なかったり比較的高い金利条件だったりで、家を買うことができない、あるいは返済総額が増え過ぎる、といった問題が起こります。
そんな時に、夫婦あるいは親子での収入合算、または親子でのリレー返済も選択肢にしてみてはどうでしょうか。
特に、親子リレー返済の場合は、最初は親が返済義務を負いますので、子がフリーターでも通常の借入れで家を買うことができます。
ただし、いつまでもフリーターではなく、出来るだけ早い時期に安定した収入を得られるよう、努力を怠るべきでないことは当然です。